肥満女性や喫煙女性のイラストと避妊薬ピルの写真

避妊だけでなく月経痛、生理不順などにも効果があるピルですが、実は誰にでも飲めるわけではないのです。喫煙者や肥満の方は医師との相談が必要な場合もあります。では実際にピルを飲むときの注意点も合わせて詳しく見ていきましょう。

薬の服用で避妊が可能28日間ピル服用で妊娠防止

ここ近年、10代~20代前半の望まない妊娠・人工中絶が増えています。新しい小さな命をなくしてしまうことは、若いから仕方がないというものではありません。しかし薬を服用することで、高確率での避妊が可能なので、心と体を傷つけないためにもきちんとピルの服用がすすめられています。
ピルとは、エストロゲンとプロゲステノーゲンというホルモンが入っている薬です。主に、大きく分けて2つの目的で服用されていて、避妊目的と副効用(避妊以外の効果)目的とがあります。避妊目的で服用する場合には、ピルを飲むことによって体のホルモンバランスを妊娠している状態に近づけることで、排卵を抑制することが可能です。その他にも、着床を抑制したり、子宮内に精子が入るのを防ぐ作用があり、このことから避妊することが可能なのです。
ピルの服用方法は、毎日同じ時間に飲み続けることです。現在日本には、成分の種類や量が微量に異なる約12種類のピルがあります。大きな違いは錠数と飲み始める時期です。錠数は、1つのシートに21錠入っているタイプと28錠入っているタイプの2種類があり、日本では28錠のタイプが主に使用されています。これは、ピルを28日間飲み続け、シートの錠剤が全てなくなったら、29日目に新しいシートの錠剤を飲み始めるというものです。最後の7錠は、実際は薬の成分が入っていないプラセボという偽薬になっています。
ピルを手に入れるには医師の処方箋が必要で、産婦人科を受診し、特に問題がなければ処方箋が発行され、ピルを手に入れることが出来ます。産婦人科に足を運ぶことを恥ずかしいと思う人も少なくありませんが、悲しいことを未然に防ぐためにも、一歩、行動を起こしていただきたいものです。